南北に細長い地形で、北部ハノイ(首都)、南部ホーチミンが代表都市です。ハノイは四季があり冬は10度近くまで気温が下がり夏は30度を超す気候です。ホーチミンは一年中30度を超すの常夏な気候です。宗教は80%が仏教徒の、親日国です。
ベトナムの公用語はベトナム語になります。したがって英語はホテル、レストラン、商業施設などでは通じますが、タクシーやローカルの飲食店などではほとんど通じません。日本人とベトナム人が一緒に働いている会社では社内公用語は英語というのもよく耳にします。
ベトナムでは凶悪な犯罪は少ないですが、特に観光スポットでは軽犯罪(スリ・ひったくり)は多く発生しています。ですが基本的には夜に女性一人で歩いていても問題ありません。
通貨はベトナムドンを使っています。レートは1円が約200ドンです。例えば500mlのお水が5,000ドンだとすると、日本円では約25円になります。「00」をとって2で割る、で覚えられます。
2019年12月時点で1943社あり、それ以降も毎年サービス業や製造業を始めとした日系企業がベトナムへ進出しています。
募集職種には以下のようなものがございます。
全般:営業・営業事務・総務
製造業:生産管理・品質管理・製造管理・工場長
IT業:PM・SE・プリセールス
建設業:施工管理・設計
サービス業:ホテルフロントスタッフ・飲食店店長
教育:日本語教師・小学校教諭・中学校教諭・塾講師
※上記はあくまでも一例であり、タイミングによって様々な求人を取り扱っております。
職種や業界にもよりますが、現地採用で20〜30前半の営業職など各ポジション、Gross(総支給額)1,500〜2,500USDが相場になります。
ITエンジニアやPMの場合だと2,000〜3,500USD、建設系エンジニアの場合だと2,500~3,500USDと、経験に応じた給料になります。
最近では現地法人の代表、そのほか上級管理職ポジションの採用がよく見受けられ、給与としては3,000USD以上の高額な求人も増加傾向にあります。
市内では月〜金までが一般的で、製造業では土曜隔週という企業が多くみられます。1日の勤務時間は残業がある場合を除き、大抵の企業が実働8時間になります。
ベトナムで外国人が働くには労働許可書の取得が法律で義務付けられています。
①労働許可書(ワークパーミット)と②滞在許可書(レジデンスカード)がございます。
内定後に各種必要書類を準備し、入社前後でビザ取得手続きをすることが一般的となっております。
※ビザなしの状態で入国する際は「短期ビザ」を所定の手続きに沿って一時取得し対応します。
外国人はベトナムで勤務する場合、ベトナム企業での役職は、管理者/専門家/技術労働者のどれかでなければならないと決まっています。労働許可の取得条件として、それぞれの役職に対して必要な証明書類が定めらています。必要書類は下記のとおりです。
【必要書類】
1:大学、専門・短大などの卒業証明書(英文が一般的)
2:無犯罪証明書
3:過去の在職していた企業の在職証明書(3年以上)
※管理職の場合は管理職経験、専門家の場合は専門職の経験、技術職の場合は技術実務経験が記載された在職証明が必要になります。お手続きは前職企業に依頼して作成を行っていただくことになります。
現地採用で赴任される方でご家族がいる場合、戸籍謄本(戸籍抄本でも代用可)も必要となります。
またどれかひとつ書類申請するにしても、複数枚の証明写真添付が必要になります。余分に事前準備しておかれたほうが、その後追加で取得する必要ないため便利です。
HRnaviの求人は下記からみることができます。
気になる求人がございましたらまずは応募してみてください。
マイナビ転職 グローバル https://tenshoku.mynavi.jp/global
Daijob.com https://www.daijob.com/jobs/introduction/9570
Career Cross https://www.careercross.com/company/feature-402253
NNA Job wire https://jobwire.nna.jp
内定までの一般的な流れは次のようになります。
①気になる求人に応募
②キャリアアドバイザーとの面談
③企業での書類選考
④面接1回〜数回(Skypeもしくは直接)
⑤オファーレター(内定通知書)の発行、サイン
⑥内定
日本からベトナムにある企業の面接を受ける場合、多くはSkypeなどのオンライン面接になります。
中には採用のステップとしてベトナム現地での面接や業務体験をする企業様もあります。
面接の内容は一般的に想定される、志望動機や職務経歴・長所短所に加え、「なぜ海外で働きたいのか」「なぜベトナムで働きたいのか」という質問はほとんどの企業様がされる質問になります。
会社との相性はもちろんですが、海外で何をしたいかを伝えられるようにしておくことが重要です。
ベトナムで初めのお給料が振り込まれるまで、約1ヶ月分と想定すると現金は約30万程度あれば十分だと思われます。家賃で20万(1ヶ月5万円想定、3ヶ月分前払い+デポジット1ヶ月分)、生活費10万円があれば余裕をもって1ヶ月過ごすことができます。もちろん、大家さんによりますがカードで家賃を払う場合はそこまで現金は必要ありません。
基本的な日本の調味料(味噌・醤油・めんつゆ等)はベトナムでも購入可能です。薬局もいたるところにありますが、常備薬はもってくるのがベストです。
ローカルのベトナム料理や洋食、日本食など外食もできますし、お弁当を持参する場合やデリバリーを注文することもあります。
大体値段はローカルだと2万5千VND(175円~)、日本食だと12万VND(600円~)程度から食べられます。
日本食レストランで食べることができます。大きいスーパーや日本人街のコンビニでは日本食材の取り扱いもあります。ハノイ、ホーチミン共にAEON(イオン)など大型ショッピングモールが出店しています。
バイクやタクシーを使います。自身でバイクを購入しない場合は、バイクタクシーが一般的です。日本ではUberが有名ですが、ベトナムでは”Grab"というサービスが主流です。
アプリで出発地と目的地を入れると、ドライバーがピックアップに来てくれます。値段も決まっていますし、クレジットカードでの決済も可能なのでラクチンです。バイクの他、普通の車のタクシーやデリバリーサービスもGrabで頼むことができます。
ハノイ:Kim Ma、Linh Lang地区に日本食料理屋が連なるエリアに低価格、中間層クラスの住居が多くあります。そのほか、ハノイ市内の観光地でもっとも有名なHoan Kiem周辺にあるTay湖、Hai Ba Trung地区にはファミリータイプのマンションが密集しています。上記どちらにしても日本食、スーパーは数多くあるので生活にはまったく困りません。
ホーチミン:日本人が多く住むのは1区、3区。最近安い新築が増えているBinh Thanh区。7区は日本人学校がありご家族に人気です。2区は欧米人が多く住む富裕エリアです。4区は1区の真ん前ですがローカル市場や海鮮レストランの並ぶ下町エリア。ご自身に合う場所を是非探してみてくださいね。
日系の不動産会社、ローカルの不動産会社があります。多くの場合は会社が一緒に探してくれます。契約期間は最短1か月~1年程度。デポジットが1~2ヶ月程度必要になります。
家賃は4000USD~600USDくらいが現地採用の方の家の相場。
多くの方はサービスアパートと呼ばれる、掃除洗濯付きの家に住んでいます。最近はレジデンスと呼ばれる、日本でいうマンションに住んでいる方も増えてきました。
家は家具家電付きなので引っ越しも簡単!ただし、オーナーが日本語もしくは英語を喋れるか?お湯は出るか?騒音問題は無いか?など、細かくチェックしてから家を決めましょう。
日系のフリーペーパーやFacebookでサークルやイベントの告知があるので積極的に参加してみましょう。みなさん最初は一人です!思い切って輪に飛び込んでみましょう。
英会話スクールやベトナム語スクールがたくさんあります。個人の家庭教師をつけ、レッスンを受ける方も多いです。
就職先がベトナム国内で決定している場合、開設可能です。日本語対応可能な銀行もあります。ネットバンキングサービスもかなり普及しています。
住民票を除票するかどうかで変わります。住民票を日本に置いている場合は、支払い義務があります(免除の場合は除く)。除票している場合は、未加入期間となり支払い義務はありませんが、将来の受取額が減額される可能性があります。
帯同される方、単身の方どちらもいらっしゃいます。家族環境や配偶者様の状況によりますので、家族間でよく話合われることが大切です。
SIMフリーであれば、こちらでSIMのみ購入することができます。大体1か月10万VND~(500円~)で入手できます。もちろん携帯本体の購入も可能です。
レストランやカフェのほとんどで、フリーWiFiが利用できます。家にもインターネット回線が通っていることが多いですが、天気や環境によって通信障害が起こることもしばしばあります。
ベトナムで多いのはスリ、ひったくりの類の犯罪です。
もし荷物を取られたら、迅速に警察へ連絡してください。
基本的にベトナムの警察は英語が解りませんので、ベトナム人の友人や会社の方からコンタクトを取ってもらうようにしましょう。
パスポートなどの貴重品が取られた場合、合わせて日本国大使館への報告も必要となります。
ハノイ、ホーチミン共に大型のショッピングモールが点在しています。
お買い物をしたり、ローカルの食事や市場を楽しんだり。たまに日本の映画も上映しています。
カフェ文化が根付いているので、カフェ巡りも注目されています。
1泊2日でも、ハノイであればハロン湾クルーズ、ホーチミンなら近郊のブンタウ、ニャチャンなどのビーチリゾートも満喫できますよ。
2泊3日あれば、少し足を延ばしてタイ、マレーシア、シンガポール等諸外国も簡単に行くことが出来ます。2時間程度で行ける国がたくさんあることも魅力です。
ベトナム人は人前で怒られることを非常に嫌いますので注意しましょう。
何か問題が起こった時には、冷静に話をするように心がけます。
時間もゆったりめなのがベトナム流。頭ごなしに怒らずお互い気持ちよく仕事ができるように工夫しましょう。
こういった問題に警察が介入することがまだまだ少ないベトナム。
こんな時に頼れるのは何と言っても周りの日本人です。
狭い社会ですので、なるべく周りの方に助けてもらいながら問題解決に努めましょう。
日系の弁護士事務所も多くありますので、困ったら相談しましょう。
ローカルでも英語対応の病院、日本人医師が滞在する日系クリニック、多国籍の方がいらっしゃるインターナショナルクリニックがあります。
安心なのはやはり日系クリニック。日本の薬を処方してもらえる病院もありますので、もし持病などあれば事前にご確認ください。様々な予防接種、健康診断ももちろん可能です。
ローカルの美容室のカットは大体500円前後。しかしベトナム人の髪質に合わせてカット、カラー、パーマ等が行われるので、特に女性にトラブルが多い事も確かです。
日系でもカットが3000円~のところもあるので、是非色々と探してみてくださいね。